ハコスカ。それは、まさに日本の自動車界の一時代を築いた名車、スカイラインのことです。箱形のスカイライン略して”ハコスカ”です。ハコスカの血統は今なお引き継がれています。ハコスカに想いを巡らします。
ハコスカは、歴代のスカイラインシリーズの中で1968〜1972年に販売されたC10型スカイラインと言われるものです。ハコスカGTRは、各気筒にそれぞれ4つのバルブがある高回転型エンジン、いわゆる4バルブDOHC(ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)の2000cc直列6気筒エンジンを搭載した当時のモンスターマシンです。ハコスカGTRの最高出力は、160馬力。最高速度は、200km/h超。発進から400mまでのタイムを競う、いわゆるゼロヨンでは16秒という、当時では驚異的な性能を誇り他を圧倒していました。ハコスカGTRは、幅広になったタイヤのハウジングのためにリアフェンダーのサーフィンラインがカットされています。サーフィンラインというのは、車体のボディー剛性を高めるためにスプラインという折り目を入れるのです。また、ハコスカGTRは、走りのみを追求するため余分な贅肉を全てそぎ落としています。モール類は一切なく、リアの熱線デフォッガーなどもありません。当時のハコスカGTR値段は、150万円。今もハコスカGTRは、この値段を下回ることなく取引されているといいますから、推して知るべしですね。
ハコスカと聞いて、”ピン”と来る人は、ナイスミドルの年代の方でしょうか。その中でも ”ハコスカGTR”は、別格の人気です。ニッサンが、今でも誇る箱型スカイライン2000GTと2000GTRです。ニッサンの今日を作り挙げたともいえる定評のニッサンL型エンジンは、チューナップマニアからも絶大な人気でした。直列6気筒の咆哮は、とても懐かしいです。ハコスカの足回りは、今では常識となっていますが、当時では画期的だった四輪独立懸架式でした。この四輪独立懸架式ゆえに、例のハコスカ ローダウン(俗に言う シャコタン!)を実現させたのでした。コンシャコタンローダウンは、今でも走りやたちのドレスアップの手法として根付いていますよね。ハコスカのシャコタンが、ルーツなのです。そんなハコスカの魅力は、スカイライン2000GTのあとに登場したスカイライン2000GTRから取り入れられたワークス仕様のリアオーバーフェンダーに代表されるいかついフォルム。その外見に見合うだけのハコスカの走行性能。ハコスカのエンジン性能は、レーサーを彷彿とさせるもので中速域からの雄たけびは、レスポンス抜群でした。
ハコスカ GTRは、数ある日本の車の中でもニッサンっが、いや、日本が誇る名車ですね。自動車レースでの50勝という不滅の大記録を打ち立てたこのハコスカにどれだけの人々が魅了されまてきたでしょうか。ここで改めてハコスカGTRの魅力をならべてみる必要などないほど、既にインターネットでもいたるところにハコスカの賛辞があふれています。最も人々を魅了したのが、三代目スカイラインでしょうか。例の角ばったフォルムやガンメタリック塗装がとても魅力的でした。ハコスカは、なんと310,447台も販売されたのだそうです。そのうちでもGTRは、わずか1,945台だったといいますから、ある意味驚きです。この数少ないGTRが、今でも旧社の中でも群を抜いて地名dも人気もトップの座を保ち続けているのです。それが証拠に、ハコスカの中古車市場での価格は、新車の価格を超えて、さらに年々上昇する傾向にあるのだそうです。ハコスカGTRのファンは、20歳代から70歳代まで、とても幅広いのも特徴的です。その台数の少なさがさらに価値を高めているのでしょう。しかし、万人を魅了してやまないハコスカGTRです。一度は乗ってみたいですね。